マインクラフトで【 javascript】プログラミング
ある日、小学生の娘が一人でMincraftでなにやらずーっと作ってるなとおもってたら、いきなり「マイクラで脱出ゲームつくったらからやってみて」って言いだしました。
なにそれなにそれわくわくってやってみたら、これがすごくよくできてて、扉の鍵の隠し場所が秀逸だったり、全体にストーリーがあって、最後はすべての脱出した場所をトロッコをのりながらみわたして花火があがってエンディングという、ちょっとした1つのゲームみたいで完成度が高くびっくり!
これはわたしもすごいのを作って娘に挑戦してもらわねば!
FFのクリスタルタワーみたいにしようかな?罠をいっぱいしかけて…
といっても、巨大な建物つくったりするのは大変。プログラムだったら整地やたくさんのブロックを置くのも楽なはず。
というわけで、いろいろと調べてみた結果「MakeCode for Minecraft」というのを使ってみることにしました。
MakeCode for Minecraftを選んだ理由
1.ビジュアルプログラミング画面とソースコード画面を行ったり来たりできる
これの良いところはビジュアルプログラミング(ブロックを組み立てるような感じで直感的にプログラムできる)とjavascript(ソースコードを書く)を行ったり来たりできるとこかなと思っています。
ビジュアルプログラミングで組み立ててjavascriptではどう書くのかをチェックして、慣れればjavascriptでガンガン書くっていうのがよいのかな。
これなら娘にも使えるし自然とソースコードでの書き方に興味が持てればなお良しかも。
2.クロスプレイができる
Mincraftはクロスプレイに対応し、Xbox One版、Windows 10版、Android版、iOS版、VR版で一緒にプレイできるようです。
こちらはまだ試してないので、プログラムで作った世界でもできるかとかまだ疑問はのこりますが、できれば、作った世界をSwitchで4分割とかで4人で攻略してもらう!とかも楽しそう!!!
こちらは試してみてからおいおい書きます。
環境をつくる
1.MinecraftのWindow10版をインストール
Windows版のMincraftは「Windows10版」と「Java版」の2種類あります。
ここ使うのは「Windows10版」なので間違えないように。
以下のリンクから購入できます。
ダウンロード後は指示に従ってインストールします。
Minecraft for Windows 10 を購入 - Microsoft Store ja-JP
ちなみに「Windows10版」は先述したとおり、Xbox One版、Windows 10版、Android版、iOS版、VR版クロスプレイに対応した統合版で、「Java版」は、描画をリアルにしたりとか、RPG要素が入ったりとかといった、数多くの世にあるMODを導入できるう自由度が高いものになってます。
2.Code Connectionをインストールする
次に「マインクラフト」と「MakeCode」を接続するための「Code Connection」をインストールします。
以下のページのDownload Code Connectionからインストーラーをダウンロード。
ダウンロード後は指示に従ってインストールします。
Setting up MakeCode for Minecraft - Microsoft MakeCode
3.Mincraftで世界を作る
Mincraftを起動。「遊ぶ」を選択。
世界をつくる
世界を作成
設定画面が表示されるので「チート」をクリックしてオンにして、「作る」ボタンをクリックして作成します。 作成するとすぐにゲームがスタートします。
4.コード接続を開始
Windowに戻って、(2)でインストールしたCode Connectionを起動します。
(Minceraftの画面から抜けられない場合は「esc」キーを押す)
.起動するとすぐにMinecraftに接続するためのコマンドが表示されるのでこれをコピー (コピーボタンをおすとクリップボードにコピーされます)
Mincraftの画面に戻りTキーを押すと、チャットウィンドウが表示されるので、Ctrl + Vを押してCode Connectionからコピーしたコマンドをペースト。
右側の矢印ボタンをおすと接続されます。
5.MakeCodeをスタート
Code Connectionの画面に戻ると以下のような画面になっているので「MakeCode」を選択。
MakeCodeのプロジェクト画面が開きます。これで準備完了です。
プロジェクトを作成してみる
1.簡単なプログラムを作成
設定ができたのでプロジェクトを作成してみます。
マイプロジェクトの中の「新しいプロジェクトを作成」をクリック。
プログラミング画面が開きます。 最初はビジュアルプログラミング画面になっていて、ブロックで組み立てるようにプログラムができます。
試しにチャットコマンド"run”を入力した時のrunをtpに変更してみます。
そして、左側のエージェントボタンをクリックするとエージェントに関する動きの一覧が表示されるので、この中のエージェントを自分の位置に戻すをドラッグして、チャットコマンド"tp"を入力した時の中にくっつけてみます。
画面下の「保存」ボタンをクリックし、名前をつけて適当な場所に保存します。
2.作ったプログラムを実行
マインクラフトの画面に戻って「T」キーを押し、チャットウィンドウに「tp」と入力して右の矢印をクリックします。
何かが近くにワープして来たのがわかったでしょうか?
ワープしてきたのは「エージェント」というキャラクターでMakeCodeではこの「エージェント」に採掘させたり、ブロックを設置させたりといった命令をプログラムですることになります。今ワープしてきたのはこの「エージェント」なんですね。
つまりこのプログラムで実行したのは、
チャットコマンド"tp”を入力した時、エージェントを自分の位置にもどす
ということになります。
3.javascriptでどう書くのか確認してみる
MakeCodeの画面に戻って、javascriptへの切り替えボタンをクリックしてみます。
するとjavascripのコード画面に切り替わり、同じプログラムをjavascriptではどう描くかを確認できます。
なれればこっちでガンガン書いていくのが良いですね。
まとめ
あとは、チュートリアルが充実しているので、チュートリアルをひとつひとつ見ていって、MakeCodeで何ができるかをざーっと確認していくと、どう組み立てればいいのかがイメージできるかなと思います。